こんにちは!本日は柿渋染めで出せる「深いブラウン」について書かせていただきます。
こちらが柿渋で染めた手つむぎ手織りマフラーストールです。
柿渋は古来から使われてきた染料です。まだ青い柿を粉砕し、何年も寝かせて熟成・発酵させたものが「柿渋」です。
腐食を防いだり、防水したりする効果があったことから、建具や漁師の縄、食器、布染めなどに重宝されてきました。
mioriの柿渋ストールは、染めと天日干しを何度も何度も繰り返し理想のブラウンにまで近づけます。
柿渋は使うほどに色味が増してくることが大きな特徴です。染めた後、色素が酸化することによってブラウンが深くなっていきます。また太陽の光も重要で、紫外線に当てることでさらに深みを増していきます。
諸行無常なり。人生と同じように移ろいゆき、次第に味わい深く成長していきます。
ちなみにmioriの柿渋は無臭なので、独特の匂いはありません。
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