茜染め

 

「茜」をご存知でしょうか?

 

アカネ科のつる性多年性植物で、根っこが赤いことから「あかね」と呼ばれるようになりました。

その歴史はとても古く、卑弥呼が茜の織物を献上品に用いたり、聖徳太子の時代には高貴な人のみが身につける事を許された色だったりしたそうです〈冠位十二階の二位の色〉。

日本の国旗の日の丸、これも昔は茜で染められていたといいます。

ちょっと朱色がかった、美しい色です。